旬の牡蠣を使って牡蠣のオイスター炒め
海のミルクと言われるほど栄養が豊富で美味しい<牡蠣>。
生で焼いて、揚げてとどんな食べ方も美味しくいただけるのが嬉しいですよね。
牡蠣を食べるにあたって知っておかなければいけない事!
それは、調理方法を間違ってしまうと嘔吐や下痢などの症状にあたってしまうという事です。
原因として、①ノロウイルスによるもの②貝毒によるもの③腸炎ビブリオによるものに分けれられるようです。
①ノロウィルスによるもの
ノロウィルスが蓄積された牡蠣を食べたことにより症状が出ます。
<症状>
・38度前後の高熱
・激しい嘔吐下痢
・胃もたれ
・悪寒<潜伏期間>
早い人で食後12時間後くらいから症状が出始めるという特徴があり、1〜2日継続します。ただ、遅い人は2日経ってから症状が出る場合もあるので油断は禁物です。②貝毒によるもの
海水中の有毒なプランクトンが蓄積された牡蠣を食べたことにより症状が出ます。貝毒は加熱しても無毒化することができないので非常に厄介です。貝毒による食中毒を避けるには、有毒なプランクトンが大量発生する4〜5月の牡蠣は食べないという選択肢しかありません。
<症状>
・口内の違和感(熱を持った感じ)
・下痢
・体の痺れ<潜伏期間>
貝毒が原因で症状が出る場合は、食後30分後くらい異変が出始めます。食後すぐに体調が悪くなったらまず貝毒を疑ってください。症状が出るのが早い分、4時間程度で治ることが多いです。③腸炎ビブリオによるもの
腸炎ビブリオが付着した牡蠣を食べたことにより症状が出ます。腸炎ビブリオが原因の場合は、購入後の牡蠣の保存方法に問題があったと疑われます。牡蠣は新鮮なうちに食べるのが鉄則と考えておきましょう。
<症状>
・激しい下痢
・稀に嘔吐や発熱がある場合もある<潜伏期間>
腸炎ビブリオは、食後2〜3時間経過したら症状が出始めます。症状が出て6〜24時間潜伏します。
私は生牡蠣が好きですが、牡蠣にあたったこともありますのでスーパーで購入した牡蠣は基本的に火を通し、調理してからいただくようにしています。
美味しい牡蠣を美味しくいただくことも大切ですので、きちんした調理方法を理解した上でいただきましょう!
<材料>
- 牡蠣 10個
- ほうれん草 1束
- 塩 小さじ1
- 片栗粉 小さじ2
- 油 適量
- オイスターソース 大さじ1
- 醤油 大さじ1/2
- 馬告 お好みで
<作り方>
- 牡蠣はパックからボウルに取り出し、塩、片栗粉を入れ軽く混ぜ合わせる。
- 1に牡蠣がかぶるぐらいの水を入れ、やさしく混ぜ、汚れを落とす。
- 汚れた水を捨て、綺麗な水で洗い流すを2〜3回繰り返す。
- 洗い上げた牡蠣はキッチンペーパーで水分を拭き取る。
- フライパンに油を入れ、4の牡蠣を入れる。
-
牡蠣に火が通ったら、オイスターソース、醤油を入れて牡蠣に絡める。
-
ほうれん草はたっぷりのお湯で茹でておく。
-
お皿にほうれん草を盛り、上に牡蠣をのせ馬告を振りかける。
生姜やネギ、小松菜、青梗菜なども相性が良さそうです。
馬告があるとレモングラスのような香りが漂い、爽やかで臭みも消してくれるのでおすすめです。
馬告についてはこちらから↓
2020年も残りわずかとなってきました。
美味しく、栄養たっぷりの料理を食べて今年一年を元気に乗り越えましょう!!!
Bon appétit!!!