おいしいコーヒーの真実〜フェアトレード〜
毎朝、コーヒーを飲んでいます。
朝起きて、豆を挽いて、お湯を沸かして、良い香りのコーヒーで目が覚める。
習慣になっているので、やめられないですね。
そんな身近なコーヒーについての映画を鑑賞。
<おいしいコーヒーの真実>コーヒー農家の実態に迫る、ドキュメンタリー映画。
映画内でも伝えられているように、コーヒーは国際取引市場での規模は石油に次ぐ世界第2位!!
1日約20億杯のまれていると言われていて、世界中で嗜好品として大人気です。
映画の舞台はエチオピア。
コーヒー農家、コーヒー生産組合を結成して活動している活動家を中心として、コーヒー農家の過酷な生活について語られてる。
エチオピアは東アフリカに位置し、4000m級の山が連なる標高の高い国で、首都アディスアベバでも2324mと高地にある。
日本の3倍の国土を有し、人口約1億人。
しかし、エチオピアの農民は教育を受けることも、満足に食べることもままならない人が多く、毎年約700万人が食糧支援を受けている現状。
アフリカの輸出シェアが1%増えることで、年間約700億ドルを創出することができるため、アフリカのためには食糧援助ではなく、経済を自立させるような援助が必要なのだと映画では訴えている。
先進国の搾取があるからこそ、経済的な自立ができないのであって、搾取している国々が意識を変えていくことが、自立支援の第一歩だと感じた。
映画を通して、先進国の自己中心的な考え、発展途上国の貧困、貿易による搾取、不公平な貿易などさまざまな角度から、コーヒー1杯の重みを知ることになる。
フェアトレード(公正な取引をする)コーヒー が、その解決に繋がっていくことを願います。