100億人ー私達は何を食べるのかー世界人口増加と食糧危機!!
久しぶりに食に関する映画を鑑賞しました。
その名も<100億人ー私達は何を食べるのかー>。
2015年ドイツ制作のドキュメンタリー映画です。
私たちの国、日本では人口増加なんて信じられないほど、出生率は低下し、人口減少が問題とされている。
しかし、世界を見ると世界人口は2019年の77億人が2055年までに100億人に達するといわれている。
100億人がこれまでの様な生活を送るためには、地球5個分の資源が必要となるらしい。
そんな惑星ありませんよね。
存在したとしても、2055年までに発見されて、人間が移住できるなんて夢みたいな話。
なので食糧、資源が足りなくなると、人間は間違いなく食物を巡って争い、戦争となるのでしょうね。
映画では、大企業、小規模農家など対比している生産方法で食糧危機に策を講じているさまざまな人達のインタビューを軸に映画は進んでいく。
大企業では、遺伝子工学、種子の交配種の研究によって、収穫量を増やしていくが、その裏で農家の大企業への依存が高まり、交配種を使用するために肥料や農薬を多量に使っていなければならない。
現在使用されている肥料は、後50年ほどでなくなってしまうと考えられている。
大企業が行っている様な、大規模な農業システムは肥料や農薬があってこそ実現できている。
肥料となる原料が底をつけば、このシステムは成り立たない。
では、持続的に食料を生産していくためには、どうすればいいのか、この映画をみて考えていかなければいけない。
公平な内容ではなく、もちろん監督の意図、思考が大きく反映されている映画であると思うけれど、すぐそばまで迫っている食糧危機について考えることができる。
<フードインク>を見た時にも思ったけれど、やはり食は大事な選挙。
自分が購入したものが、いつ、どこで、誰に、どうやって飼育、栽培されてきたのかを考え、この商品なら買いたい!!と思えるものを少しずつでいいので、購入していくようにしたい。
すぐにすべてを変えていくことはできないけれど、卵から、牛乳からと少しずつ自分がいいと思う商品を購入し、投票していくことが大切なのでしょうね!!
Amazonプライムで無料視聴可能でした。
是非自粛中の空いているお時間のお供に〜