六本木フレンチ 洋食とジビエ〜Réglisse〜
週末の夕飯に六本木にあるフレンチレストラン<Réglisse>さんへ行ってきました。
お店は初訪問ですが、<Le Bourguignon>でソムリエをされていた戸田さんがマネージャーを勤めていらっしゃるということで、ワインは間違いなく美味しく、素敵なサービスでしょうということでワクワクで伺いました!
お店は六本木ヒルズのレジデンスB棟2階にあり、六本木ヒルズHILLSIDEの3Fから連絡ブリッジを通り、KEYAKIZAKAに進んでいくとレストランがあります。
六本木駅から徒歩10分というアクセスの良さです。
個室もあり、子供連れでの利用も可能なのでしょうか、お電話にてお問い合わせくださいとのこと!お子様連れには嬉しいですね!
レストラン名の<Réglisse>はフランス語でリコリス(甘草)の事で、フランスではグミや飴として定番で子供から大人まで、誰からも愛される味らしく、レストランもRéglisseのように愛されるお店を目指して店名にされたという事でした。
シェフの波多野猛氏が手がける料理は、伝統的なフランス料理に洋食レストランを原点にされた波多野氏ならではの『洋食とジビエ』を楽しむことができます。
入り口には大きな観葉植物と<Réglisse>の文字。
まずはシャンパンで乾いた喉を潤して乾杯!
Champagne ,MICHEL GENET ,NV
繊細な泡で白い花の様なアロマ豊かなバランスの良いシャンパン。
アミューズには、とうもろこしの冷製ポタージュと甘くないマドレーヌサレ。
トウモロコシの甘さと、しっかり裏ごしされていて滑らかな舌触りはなかなか自宅では難しそう〜これぞレストランクオリティ!
パンとバターは控えめな大きさ。美味しくて食べ過ぎてしまう。。。
前菜一皿目は〜若鮎のムース ルヴァーブのショーフロワ仕立て キュウリとテットドモワンヌのサラダ〜
稚鮎のフリットに若鮎のムース、ルヴァーブからは大葉や梅の様な香りが。
ショーフロワとは、火を通した食材を冷やし、ゼラチンを加えた固まるソースで今回はルヴァーブがソースとなっていました。
テットドモワンヌはジュラ地方のセミハードタイプのチーズで、ジロールという専用の削り機で花びらのように削られるのがとても可愛らしいですね。
前菜二皿目〜仔羊マーボー豆腐〜
白い豆乳ババロアの中に仔羊のラグーが入っていて、ババロアがとっても滑らか。
中華料理なのにしっかりとフレンチな一皿。
上にはみょうがと大葉を乗せてトマトのソース?かなと感じるトマトのニュアンスもありました。
ワインは鮎と麻婆に合わせて、HINTER DER BURG ,PRAGER,2018
オーストリアの作り手プラーガー。グリューナー・フェルトリーナー100%。
柑橘系の果実にミネラルが合わさったアロマ。余韻は爽やかで苦味は控えめ。
魚料理は〜丸ごとオマール海老フライ ツメのタルタルと濃厚なジュのソース〜
オマール丸ごとの旨味を存分に!!
贅沢な一皿のオマールのフライは、シェフならではの洋食の素晴らしさを感じられます。
濃厚なオマール海老に合わせて、Norman hardie,Chardonnay,2016
カナダの作り手ノーマン・ハーディーが作るシャルドネ。
やや緑のイメージにバニラやナッツのアロマ。
ハイビスカスとマテ茶でさっぱり。
肉料理〜夏ジビエの一皿〜
鹿の外もも、ハツ、レバー、ソーセージ。
ジビエにはキノコとニンジンのピュレクミンの香りをつけて。
クミンなどのスパイスはジビエとの合わせはバッチリですね〜。
鹿のジビエにはBOURGOGNE,VILLARS FONTAINE,2000
濃い赤紫色の外観、タバコ、腐葉土のアロマがあり、これから4〜5年後も楽しみなワイン。生命力に溢れていて、ジビエや内臓系料理にもマリアージュしてくれそう。
デザートは〜ピーチメルバ レグリス風〜
キノコの様な作りで面白いが、もちろん美味しい!
濃厚なバニラアイスとラズベリーの甘酸っぱさが食後にちょうどいい〜
最後にお茶菓子。
店名となっているRéglisseの愛らしく可憐な絵と共にお別れです。
Réglisseでしか味わえない洋食とフレンチは、一流のフレンチを気軽に楽しめるプレミアムビストロとして最高の一軒ではないでしょうか。
日本では小さな子供を連れてのフレンチなど、まだまだ数少ないですが、食育を通して素晴らしい経験ができる希少なレストランであることは間違いありません。
是非お楽しみください〜
Bon appétit!!!