Ça sent bon.  〜おいしい話〜

レストランなどに行き食べたおいしい料理に自宅で挑戦!!!毎日の食に関すること、おいしい話のお裾分け。

絶品!鴨とクレソンの失楽園鍋

10月に入り空気が変わり、朝晩冷えこむ様になりましたね。

寒さを感じる様になるとお鍋の美味しい季節です。

今回は、友人と共に囲んだ<失楽園鍋>をまとめておきます〜。

 

若い世代の方はご存知ないかもしれませんが、ドラマ失楽園

渡辺淳一のベストセラー小説を、1997年古谷一行川島なお美の主演でドラマ化した作品です。

 

ネタバレですが・・・最後に主人公である祥一郎と凛子が鴨とクレソンの鍋を食べて、青酸カリを混ぜたシャトー・マルゴーを飲んで心中するんですね。

 

鴨とクレソンの鍋を失楽園鍋と呼び、これがブルゴーニュの赤ワインと合うんですよね。

ドラマではボルドーでしたが、古酒だったのでしょうか!?

切なくも美味しい失楽園鍋ぜひご賞味ください。

 

 

<材料>

  • 鴨ロース    1枚
  • クレソン    300g
  • 長ネギ     1本
  • 昆布出汁    300ml
  • 醤油      大さじ1

 

<作り方>

  1. 昆布を水に浸し、昆布出汁をとる。酒、醤油を入れて一度煮立てる。
  2. 鴨は軽く塩胡椒をし、皮目に包丁を入れ皮目のみ焼き色をつけておく。
  3. ネギは4〜5cmに切り、鴨から出た油で同様に焼き目をつけておく。
  4. 鴨ロースは焼き目がついたら、スライスする。
  5. 鍋に出汁を入れ、鴨肉とクレソン、ネギを入れ鴨に軽く火が通る程度で完成。
  6. 最後には、うどん、そばなどお好みで。

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鴨の旨味がたっぷりと鍋に移って、脂たっぷりの鴨ですがクレソンの苦味でよいバランスです。

濃い味ではないため、ブルゴーニュの滋味深い味わいのワインとゆっくりといただきたいですね。

 

また食べたい。。。

 

 

Bon appétit!!!